経歴・使用歴
明秀学園日立高校(2016年ドラフト5位)
横浜DeNAベイスターズ(2017年〜2022年)
・1作目:2020年開幕〜2022年現役ドラフト
横浜DeNAベイスターズ 在籍:2017年〜2022年
港に現る新星 若きスラッガ- 成也! 勝利の一撃たたきこめ 自分を信じて突き進め
寸評
神奈川県厚木市出身、茨城の明秀日立高からドラフト5位で入団した筋力自慢の外野手。高校時代は春夏通じて甲子園出場なし。高校では投手兼任であったが、プロでは外野を守る。ドラフト5位でベイスターズに入団すると、1年目の終盤には1軍に昇格。初打席で初本塁打を放つとクライマックスシリーズ、日本シリーズのメンバー入り。レギュラーシーズンでのスタメンが1試合のみにも関わらず、日本シリーズ第2戦ではスタメンに名を連ね、一躍有望プロスペクトとして名乗りを上げた。
しかし、翌2018年は22打席に終わり飛躍には至らず。3年目の2019年も83打席で.222、1本塁打と苦しんだが、さらなる飛躍を期待して2020年開幕前に専用応援歌が設定された。応援歌はイ短調、ベイスターズとしては多くないマイナー調で渋い雰囲気のもの。4小節目の「成也!」はシャウトする。歌詞には「自分を信じて突き進め」とこれからの飛躍に向けた期待の言葉が盛り込まれた。当初コールは上の名前で「細川」であったが、2021年より歌詞に合わせて「成也」に変更された。
なお、NHK BS1「球辞苑」の中で、応援歌自体は発表になる3年ほど前には完成しており、細川選手の出場機会の増加にタイミングをあわせて発表したというエピソードが紹介された。
2022年シーズン後の現役ドラフトで指名を受け、ドラゴンズに移籍。ベイスターズの応援歌はコロナ禍によって球場での歌唱機会に恵まれなかった。