経歴・使用歴
中京大学附属中京高校－國學院大学（2006年大学生社会人ドラフト3巡目）
東北楽天ゴールデンイーグルス（2007年～2019年）
・1作目：2008年開幕～2018年
・2作目：2019年開幕～2019年
東京ヤクルトスワローズ（2020年～2022年）
・1作目：2020年開幕〜2022年
東京ヤクルトスワローズ 在籍：2020年〜2022年
新たな場所で 今甦れ 嶋が培ってきた 底力
東北楽天ゴールデンイーグルス 在籍：2007年～2019年
ラララララララ 嶋! ラララララララ 嶋! 魂こめて打て 振りぬけ嶋
光るリードを見せてくれ 今その身に期待を背負い 強肩巧打で敵を討ち 未来を切りひらけ
寸評
岐阜県出身、類まれなる頭脳とリーダーシップを持ち合わせた捕手。2011年の東日本大震災発生時には、宮城を拠点とするイーグルスに在籍するとともに、日本プロ野球選手会会長の会長を務めており、「見せましょう、野球の底力を」という名演説を残した。
高校時代は内野手であったが、國學院大入学後に捕手転向。2006年大学生社会人ドラフト3巡目で野村克也監督率いるイーグルスから指名を受け、入団した。すると「捕手は頭が良くないとできない」が持論の野村監督が、中学時代、文武両道であった嶋選手をルーキーながら正捕手に抜擢。1年目から125試合に出場し、354打席に立ったため、翌2008年の開幕を前に、専用応援歌が設定された。
応援歌はイーグルス初期らしいメッセージ性に富んだ、8小節の応援歌。1・2小節にはセールスポイントであるリードについて「光るリードを見せてくれ」というフレーズが入った。なお、7小節目の「未来」は「あした」と読む。コールは2文字選手ながら上の名前で「嶋」。その後10年強、イーグルスの正捕手を長く務め、応援歌もイーグルスファンおなじみの一曲となった。
2019年にイーグルスの応援歌の一部が刷新されると嶋選手の応援歌も2作目へと変更になった。2作目の応援歌はイーグルスの新しい応援スタイルを踏襲して、わかりやすいフレーズで覚えやすい歌詞となった。1フレーズ目と2フレーズ目のラララ…に付く「嶋!」はシャウトする。
2019年シーズン終了後にスワローズに移籍。これまでの実績から、2020年開幕前に専用応援歌が作成された。スワローズでの応援歌は、オーソドックスで温かみのある8小節。歌詞には「新たな場所で今甦れ」という直接的な呼びかけ、そして自身の名演説から「底力」の文字が入った。コールは引き続き「嶋」。