経歴・使用歴
大分工業高校(2000年ドラフト1位)
横浜ベイスターズ(2000年〜2010年)
・1作目:2002年〜2010年
福岡ソフトバンクホークス(2011年〜2020年)
・1作目:2011年〜2020年
東京ヤクルトスワローズ(2021年〜2022年)
・1作目:2021年〜2022年
東京ヤクルトスワローズ 在籍:2021年〜2022年
勝負に懸ける 男 花咲かせろ 華麗に打ち捌く球は 空へ消える
福岡ソフトバンクホークス 在籍:2011年~2020年
右に左に捌け コースを絞って 狙い澄まし 内川打て
横浜ベイスターズ 在籍:2001年~2010年
波間に熱く光る ダイヤモンドの主役 勝利へ走れ 内川 Go Go
寸評
大分県出身、シーズン右打者最高打率記録を保持し、両リーグで首位打者に輝いた稀代のヒットメーカー。愛称は「ウッチー」。大分工業高では監督の父と親子鷹で甲子園を目指すも出場なし。それでも大型遊撃手としての評価は高く、2000年ドラフトにてベイスターズから1位指名を受け入団。
怪我がちながら台頭は早く、2年目には73打席を消化。3年目の2002年の開幕前に専用応援歌が設定された。曲はベイスターズ創設時に高木豊選手に作られたものを流用。プレースタイルから2小節目の「渋く」は「熱く」に変更され、7小節目の「豊」は上の名前で「内川」となった。この後、怪我や送球難があったものの、5年目には完全にレギュラーに定着。2008年にはシーズン右打者最高打率記録(.378)を樹立した。
2010年にはアイドルグループ「東京女子流」が応援歌をもとにした楽曲「頑張って いつだって 信じてる」をリリース。応援歌に原曲が存在することはしばしばあるが、応援歌が楽曲のもととなったケースは非常に珍しく、内川選手自身も一時期出囃子として使用した。
2010年オフにFA権を行使し、地元九州のホークスへ移籍。主軸としての活躍が見込まれたため、翌年開幕前に専用応援歌が作られた。ホークスでの応援歌は短調で重厚感溢れるもの。「捌け」「狙い澄まし」など、ヒットメーカーを表す歌詞が盛り込まれた。移籍初年度にはいきなり首位打者を獲得し、両リーグで首位打者を獲得。
その後約10年主軸として君臨するも、2020年はプロ入り以来初の1軍出場なし。出場機会を求めてスワローズへ移籍した。スワローズでも開幕前に応援歌が作られ、期待の高さが示された。応援歌はホークスに引き続き短調のオーソドックスなもの。歌詞には引き続き「捌く」の文言が入った。
2022年をもってNPBを引退。スワローズの応援歌は残念ながらコロナ禍によって歌唱機会に恵まれず、幻の応援歌になった。
2022:内川聖一/ 中山翔太/ 坂口智隆/ 嶋基宏
2021:雄平
2020:藤井亮太/ 廣岡大志/ 上田剛史/ 井野卓
2019:バレンティン/ 大引啓次/ 畠山和洋/ 三輪正義/ 小川淳司
2018:比屋根渉/ 武内晋一/ 谷内亮太/ 鵜久森淳志
スワローズ現在の応援歌
2021:二保旭
2020:内川聖一/ 西田哲朗/ コラス/ 古澤勝吾/ 加治屋蓮/ 松田遼馬/ 小澤怜史
2019:市川友也/ 塚田正義/ 福田秀平/ 江川智晃/ 美間優槻/ 張本優大/ 中田賢一/岡本健/笠原大芽/島袋洋奨
2018:吉村裕基/ 城所龍磨/ 本多雄一/ 茶谷健太/ 曽根海成/ 寺原隼人/飯田優也/攝津正/五十嵐亮太/伊藤祐介
2017:斐紹/ ジェンセン/ 鶴岡慎也/ 川崎宗則/ 松坂大輔/大隣憲司/山田大樹/星野大地/坂田将人/吉本祥二
2016:金子圭輔/ 細川亨/ 猪本健太郎/ カニザレス/ 李杜軒/ 森福允彦/巽真悟/柳瀬明宏
ホークス現在の応援歌